町の技術を、触れるかたちで暮らしの中へ。
町の鉄工所が持つ技術を、もっと身近なかたちで伝えたい。
steel sofaは、そんな思いから始まるプロジェクト。
原型にするのは、見慣れた木製のソファ。
木でつくられてきた形や構造を読み解き、それを鉄という素材に置き換えていく。
木と鉄では、重さも、強さも、つなぎ方も違う。
同じ形をなぞるのではなく、鉄を切り、曲げ、溶接する技術によって、木のソファを鉄の言葉へと翻訳する。
鉄工所の仕事は、普段の暮らしの中では見えにくい。
けれど、そこには長い時間をかけて磨かれてきた手の感覚と、素材を思いどおりの形へ導く技術がある。
その技術を説明するのではなく、触れ、座り、使えるものとして伝える。
家具という身近な存在にすることで、町の鉄工所と人との間に、新しい接点をつくる。
steel sofaは、木製ソファの単なる置き換えではない。
鉄工所の技術を、これからの暮らしへつないでいくための、新しいかたち。
種別:プロダクトデザイン
所在地:広島市佐伯区
設計・施工:MORIYASU DESIGN
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