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laciq
らしさを、受けとめながら育つ場所。

THE BEGINNING
はじまり
その人らしさから、場所を考える。
心が動くもの。
これから出会い、選ばれていくもの。
laciqの計画は、オーナーが大切にしている感覚を受けとめることから始まった。
空間だけで完成させるのではなく、ここで過ごす人や、置かれるものによって輪郭が生まれる場所へ。
主役を決めすぎない。
必要なのは、さまざまな選択を受け入れられる背景だった。


DESIGN
よりそう
らしさを引き立てる、静かな背景。
空間を強く主張させれば、置かれるものの自由は小さくなる。
白を基調に、木のやわらかな表情を重ねる。
色や形を足しすぎず、光と素材が自然に残る構成とした。
商品、家具、作品。
その時々に選ばれたものが、無理なく馴染むこと。
空間は前に出ず、使う人の感性に寄り添う。


SOLUTION
かいけつ
01
用途を固定しない
壁際の棚、中央の余白、段差によって緩やかに分かれる場所。
それぞれの位置に役割を与えすぎず、展示、接客、施術、滞在へと使い方を変えられる構成にした。
家具や商品が変わっても、空間全体の関係は崩れない。
ひとつの用途に閉じないことが、これからの選択肢を広げる。


02
既存を、空間の表情にする
天井の躯体や設備配管は、すべてを覆って隠すのではなく、既存の質感として残した。
粗さのある天井。
均質な白い壁。
手触りを感じる木。
異なる素材を整えすぎずに重ねることで、新しさだけでは生まれない奥行きをつくる。
既存は制約ではない。
この場所にしかない表情の一部になる。


03
完成を決めすぎない
家具や作品を、オープンに合わせて揃えきることはしなかった。
オーナーが心を動かされたものを、時間をかけて選び、少しずつ加えていける余白を残している。
人が訪れる。
ものが増える。
使い方が変わる。
その変化まで含めて、この場所のデザインと考えた。
完成を固定しない。
laciqは、時間とともにその人らしい空間へ育っていく。


ENDING
選ばれていくものと、重なる時間。
空間は、完成した日が終点ではない。
人の動きやものとの出会いが積み重なり、少しずつ固有の表情が生まれる。
laciqは、その変化を静かに受けとめる場所。
その人らしさが、時間の中で育っていく。


PROJECT DATA
- PROJECT
- laciq
- TYPE
- 店舗デザイン・施工
- LOCATION
- 広島市中区
- DESIGN / CONSTRUCTION
- MORIYASU DESIGN
まだ輪郭のない段階から。
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