集う場所と、それぞれの場所。
暮らしを、部屋の数だけで分けない。
家族が集まる場所と、それぞれが自分の時間を過ごす場所。その二つを、近すぎず、遠すぎない距離でつなぐ。
家族が集まる場所には、窓から入る光と、その先に広がる景色を取り込む。壁で細かく区切らず、視線が遠くまで抜けることで、家の中に伸びやかな広がりが生まれる。
キッチンと収納のまわりは、ぐるりと移動できるつくりにする。
料理をする、片付ける、ものを取り出す。日々の動きが一か所に重ならないように整えながら、収納はリビングから見えにくい場所へ。暮らしに必要なものを無理なく隠し、家族が過ごす場所には、すっきりとした風景を残す。
プライベートな場所は、家族から離れるための場所ではない。
同じ住まいの中にいながら、相手の気配を感じ、自分の時間も守る。姿が見えなくても、声や生活の音から家族の存在が伝わってくる。
話したい時には自然につながり、一人でいたい時には静かに距離を置く。その時の気持ちに合わせて、家族との距離を自分で選ぶ。
閉じることと、つながること。その間にある心地よさをつくる。
役割を決めすぎない場所も残す。
家族の成長やこれからの暮らしに合わせて、働く場所にも、趣味を楽しむ場所にも、新しい居場所にもなる。完成した形に暮らしを合わせるのではなく、暮らしの変化に空間が寄り添っていく。
小上がりに腰をかけると、目の前の窓から景色が広がる。
高さを少し変えるだけで、見慣れた風景との距離が変わり、そこに新しい居場所が生まれる。
K Mansion renovationは、集まる時間も、一人で過ごす時間も、それぞれの心地よさを大切にする住まい。
種別:マンションリノベーション
所在地:広島市佐伯区
設計・施工:MORIYASU DESIGN
空間づくりについて、まだ輪郭のない段階からお話を伺います。
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